後期高齢者医療制度は長寿を祝える制度なの?
長く生きることは、人間の生きる目標の中の一つとして定着しています。一日でも長く生きることを生きがいにしている人も少なくありません。そして、長く生きた事を周りから祝ってもらうのが、そういった人たちの喜びの瞬間なのです。
その中で、日本の今の50代、60代が長寿である事を祝えるのかというと、少々疑問を感じずにはいられません。たしかに日本は、世界的に見ても長寿大国です。既に何度もニュースで取り上げられているように、日本の平均寿命は世界で1、2を争っています。
長寿ということになれば、必然的に医療費がかかります。その医療費の確保という命題に対し、国はひとつの結論を出したと言えます。
その結論というのが、この長寿医療制度(後期高齢者医療制度)です。長寿医療制度(後期高齢者医療制度)とはとどのつまり、現在の高齢者に負担を強いて、医療費を確保しようというものです。
今回の長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の制定は、75歳以上の方や65歳以上で一定の障害を持っている方にとって、その生活に多大な影響を及ぼすことになります。
高齢者の方の中には、新たに保険料を年間5〜10万払う事で、生活が困難になる人も少なくありません。そういう人たちから未来の医療費を徴収したところで、それはプラスとは到底言えないでしょう。
関連記事
- 後期高齢者医療制度による医療サービスの変化は?
- 長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の施行により、都道府県別に異なった医療報酬が設定できるようになりました。これにより、地域格差の問題が生じるという意見もあります
- 老後の生活と後期高齢者医療制度
- 老後の生活と後期高齢者医療制度
- 何故後期高齢者医療制度は名称が変わったのか
- 4月1日、ついに後期高齢者医療制度が実施されましたが、その際、一つの変更が成されました。それは、名称の変更です。 それまでは後期高齢者医療制度と呼んでいたこの
- 高齢者の割合が少ない都道府県では……
- 長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の制定により、高齢者の占める割合の多い県では、その対応にかなり苦労しています。その中にあって、日本で最も65歳以上の高齢者の割
- 後期高齢者医療制度は本当に平均化を成すのか
- 現在、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の問題が社会をにぎわせています。 「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)は、高齢者の医療負担を大きくするのではなく、全国