高額医療貸付制度と委任払いについて
どのような病気でも、入院費用は通院と比べ物にならないほどの費用を必要とします。後日、申請すれば戻ってくる高額医療も、後でもらえるのなら最初から差し引いてくれればいいのに・・・と思いますよね。
このような悩みをなくすための制度があります。それが『高額医療貸付制度』です。これは、健康保険に加入している人であれば、誰でも利用できますが、組合や共済保険は適用になりませんので注意しましょう。
高額医療貸付制度とは、高額医療費が支給される見込み額の8〜9割を無利子で貸してもらえるという制度です。入院費用にいくらかかったのかは、病院が診療報酬明細書というのを作成してから決定されます。
この審査が通るのが約3ヵ月後になりますから、それから貸付金の精算が行われます。精算後、足りない分を支払うか、または残余分が振り込まれる仕組みですが、ほとんどの場合戻ってくることが多いのだそうです。
これは、限度額の支払いさえすれば、高額医療の分は加入している国民健康保険の市町村が支払ってくれるという仕組みです。しかし、これは病院側と市町村の契約がされていないと不可能なので、自治体に問い合わせてみて下さいね。
医療費の心配をしていては、十分な治療を受けることはできません。
関連記事
- 国民健康保険加入者の高額医療について
- 国民健康保険は、会社などの職場の健康保険に加入していない人が、加入の対象となっています。ですから、会社員の家族に扶養されていない高齢者の方達は、国民健康保険の加
- 高齢者の外来にかかる高額医療について
- 医療保険の仕組みは、本当に複雑ですね。何も知らずに受け身体制でいると、どんどん高くなる医療費に不安が増えるばかりか、損をする事にもなりかねません。少しでも、知識
- 高額医療費の現物給付化について
- 2007年4月に、高額医療に関する制度が一部新しくなりました。今まで、70歳未満の方が入院する場合、入院費を支払ってからではないと高額医療の申請ができませんでし
- 高額医療申請の条件について
- 高額医療を利用するには、医療費が自己負担額を超えていることが条件です。 ところが、この制度を使用する際には、それ以前に大前提があります。 それは、健康保険組合
- 高額医療を受ける方法について
- どのような治療や手術をし、治療費がいくらぐらいかかるのかは、予め病院で調べておきたい事ですね。そして入院費用が高額になりそうな場合は、高額医療制度を利用しましょ
- 高額医療は診療科毎に算出しましょう
- 改訂される前は、診療科毎ではなく、一つの病院で計算できたので、あちらこちらへと診療科を渡り歩けば、ある程度 高額になるものでした。しかし今では、高額医療は、診療
- 高額医療の制度を知ろう
- 高額医療は、自分が加入している健康保険組合に申請しなくてはいけません。この制度を知らずに申請をしなかったがために、払い戻しを受けなかった人が毎年多くいらっしゃい
- 高額医療の申請の仕方について
- 高額医療の申請の仕方について説明します。高額医療を申請する先は、国民健康保険者は、住んでいる自治体の国保担当窓口です。 申請する際に必要なものは下記の通りです
- 高額医療の時効について
- 医療費に関する計算は、とても複雑で難しく感じてしまいます。 高額医療は、月単位・診療科単位などで算出しなくてはいけませんし、治療や薬は、点数で計算されています
- 高額医療の計算方法について
- 高額医療を利用しようとした場合、どのように計算したらいいのでしょう? 70歳未満の場合で、見てみましょう。 仮に、70歳未満の一般の所得の方が、入院して1ヶ月
- 高額医療が支給されるには
- 高額医療は老人にのみ適用されるわけではありません。健康保険組合に加入していれば、誰でも受けることが出来るものです。では、高額医療はどのような場合に支給されるので